2016年4月より車のナンバープレートの表示基準が変わるようです。
表示義務の明確化を謳った規定の改正ですが、犯罪抑止といった点から『Nシステム』や『AVIシステム』(詳しくは検索して下さい)の運用基準に準拠させた感じで、ナンバープレートの表示位置や角度等々識別し易くしなさいということでしょうか。
意図的にナンバーを識別しにくくするような行為は論外として、私もドライバーのひとりですが自動車運転に関係する法律が知らず知らずのうちに加えられていたり改定されていたりして、運転免許の更新時に初めてそれに気が付くことがあります。ルールばかりがどんどん厳しくなっていって、普通に運転しててもキップを切られてしまうのではと妙な気分を隠せません。安全運転を心掛けててもドライバーである以上ルールは常日頃からアンテナを張りなさいと怒られるかもしれませんね。
たかがナンバープレートされどナンバープレート、ナンバープレートも愛車の一部として拘りを持たれてきたドライバーにとっては思うところもあるかもしれません。個人的な意見ですが「ナンバープレートを欧米系の横長スタイリッシュ化しろ」とは寸法の点でまだまだ難しいでしょうが、色が選べたり、運輸局名や“かな”と数字の組み合わせではなくシンプルな表示にすれば掲げる側の意識も一味変わってくるのではないだろうか? たとえば目視で識別できるシンプルな情報と機械で識別できる細かい情報を両立させたハイブリッドでスタイリッシュなナンバープレート(ICチップを備える等)なんかどうだろうか?
また、時代とともに進化してきた車も人が運転する時代から自動で走行する時代に移り変わろうとしていますが、技術進化に追いつかない法の整備体制は明るい未来への期待とはうらはらに見えない不安を感じてしまうのは私だけでしょうか。